Instruction Pictograms for Interactive Entertainment

 デバイスや認識技術の発展により、利用者の行動認識を利用した体験型展示が増加しつつある。これらのシステムでは、センサが利用者の手や上腕、前腕の動きによる行動を認識して、映像を切り替えたり、映像内の環境を変化させているが、展示環境で利用者にどのような動作をして欲しいのかを伝えるのは難しい。

 本研究では、メディアアートや博物館の体験型展示で入力のための行動を伝えることを目的としたピクトグラムを使った行動伝達手段を提案する。行動のみを伝える造形や構図の工夫を行うとともに、静止画と動画のピクトグラムを制作して、20代から70代までの利用者に対して正答率と行動を達成する平均時間について比較した。

 20代を対象にした評価実験では、静止画については正答率のばらつきがあったが、動画については全ての行動を88.5%以上の利用者が理解できた。また中高年層にも行動を伝えることができたが、時間がかかる傾向があることが分かった。これらの成果を実際の体験型システムに取り入れた実用例を示す。

© Kei Kobayashi
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